10万kmを超えた車は売れる?|査定で見るところと手放す時期の考え方

公開日 2026年10月27日カルボ・モーター・カーズ編集部

停めた車の運転席から見たメーターと、ダッシュボードに置かれた車の鍵

メーターが10万kmを超えたとき、「もう売れないのでは」と感じる方は少なくありません。

10万kmを超えた車でも売却できます。 走行距離は査定で見る項目のひとつにすぎず、年式や車種、お車の状態とあわせて金額が決まります。

この記事では、10万kmがなぜ区切りとして意識されるのか、査定で距離と一緒に何を見ているのか、そして手放す時期をどう考えればよいかをまとめました。

この記事でわかること

  • 10万kmを超えた車が売れる理由と、10万kmが区切りとして意識される理由
  • 査定で走行距離と一緒に見ていること
  • 整備記録簿を捨てずに残しておく意味
  • 登録から13年を超えると上がる税金と、手放す時期の考え方
  • 15万km・20万kmを超えた車の考え方

10万kmを超えた車も、売ることはできます

10万kmは、車にとって「寿命」を示す数字ではありません。

日本の中古車は、海外にも渡っています。日本自動車販売協会連合会の統計では、2025年の1年間に約164万台の車(軽自動車を除く)が、輸出のために抹消登録されました。

それでも気になってしまうのは、10万kmが中古車を探す側にとっても一つの目安として意識されやすい数字だからではないでしょうか。同じ車でも10万kmの手前と超えた後では、見られ方が変わることがあります。

ただし、どのくらい変わるかは車種や年式、状態によってまったく違います。「10万kmを超えたら〇割下がる」と一律に言えるものではありません。

カルボ・モーター・カーズでも、査定の申し込みではメーカー・車種と並んで、走行距離を必ず伺っています。距離は大切な情報ですが、それだけで金額が決まるわけではない、というのが査定の実際のところです。

査定では、距離と一緒にこんなところを見ています

机の上に置かれた整備記録簿と書類、車の鍵とペン

走行距離が同じ10万kmでも、査定額は車ごとに変わります。距離のほかに見ている主なところは次のとおりです。

見るところ内容
年式登録からの年数。距離とセットで見ます
車種・グレード中古車としての需要があるかどうか
整備の状況オイル交換や消耗部品の交換がされてきたか
修復歴・不具合骨格部分を直した跡や、気になる症状がないか
内装・外装キズ・へこみ・におい・シートの状態など

整備記録簿は捨てずに残しておいてください

10万kmを超えた車で特に役立つのが、**整備記録簿(メンテナンスノート)**です。

点検や部品交換の記録が残っていると、そのお車がどのように手入れされてきたかを確かめやすくなります。記録簿が見当たらなくても売れなくなるわけではありませんが、車検証入れの中やグローブボックスに入っていることが多いので、査定の前に一度探してみてください。

売却のときに揃える書類は車の売却に必要な書類一覧にまとめています。

走行距離や不具合は、わかる範囲でお伝えください

走行距離や修復歴、気になる不具合は、わかる範囲で先に伺えると、実車の査定とのずれが少なくなります。

手放す時期は「これからかかる費用」で考える

駐車場に停めた車のタイヤとホイール

10万kmを超えた車を乗り続けるか手放すかは、距離そのものよりも、これから先にかかる費用と、いまの車の価値を比べて考えると判断しやすくなります。

車検や大きな整備の前は、考えどきです

車検や大きな修理の見積もりが出たときは、一度立ち止まって考えるタイミングです。車検を通しても、その費用ほど査定額が上がらないことは珍しくありません。通す前に査定を受けておけば、「通して乗り続ける場合」と「通さずに売る場合」を比べてから決められます。車検との関係は車検が切れた車を売るで詳しく説明しています。

登録から13年を超えると、税金が上がる場合があります

10万kmを超えるころには、登録から年数がたっている車も多いでしょう。年数がたつと、毎年の税金や車検のときの税金が上がる仕組みがあります。

税金上がる時期上がり方
自動車税新車新規登録から13年超(ディーゼル車は11年超)概ね15%重課(乗用車の場合)
軽自動車税初めて車両番号の指定を受けてから13年経過概ね20%重課
自動車重量税新車新規登録などから13年経過、さらに18年経過車検のときの税額が段階的に上がる(燃費性能などにより上がらない車もある)

ガソリンハイブリッド車や電気自動車などは、自動車税・軽自動車税の重課の対象外です。ご自身の車が当てはまるかは、車検証の初度登録年月(軽自動車は初度検査年月)で確かめられます。売却と自動車税の関係は車を売ると自動車税は戻る?で説明しています。

15万km・20万kmを超えた車はどうなる?

15万km、20万kmと距離が延びても、考え方は10万kmのときと変わりません。距離に加えて年式・車種・状態を見て、金額をお伝えします。

ただ、距離が延びるほど、値段がつくかどうかは車ごとの差が大きくなります。値段がつく場合もあれば、つかない場合もあり、最終的には、実際にお車を見て判断します。

値段がつかない場合でも、そのまま置いておくと税金はかかり続けます。カルボ・モーター・カーズでは、廃車(抹消登録)の手続きの代行にも対応していますので、買い取りが難しいとお伝えした場合も、その先の進め方まで含めてご相談ください。

軽自動車の場合の手続きは軽自動車を売るにまとめています。新しい車への乗り換えを考えている方は、下取りと買取の違いもあわせてご覧ください。

カルボ・モーター・カーズでの進め方

当店の査定は、LINEから始められます。メーカー・車種・走行距離などを入力いただくと、最短当日(1営業日以内にご回答)で金額の目安をお伝えします。

※確定金額は、実車を査定してからのご提示となります。

ご提示した査定額の有効期限は約2週間です。そのあいだに、乗り続けるか手放すかをゆっくり考えていただけます。実車の査定は30分程度で、原則は野田本店へのご来店をご案内しています。査定からお引き渡しまでの進み方は車買取・売却の流れ、査定を担当する査定士については査定士の紹介をご覧ください。

まとめ

  • 10万kmを超えた車でも売却できる。 距離は査定で見る項目のひとつ
  • 10万kmは中古車を探すときの目安として意識されやすく、見られ方が変わることはある。ただし差の大きさは車ごとに違う
  • 査定では距離と一緒に、年式・車種・整備の状況・修復歴・内外装を見ている
  • 整備記録簿は捨てずに残し、査定のときに見せる
  • 手放す時期は、車検や大きな整備にかかる費用と、いまの車の価値を比べて考える
  • 登録から13年を超えると(ディーゼル車は11年超)、自動車税・軽自動車税・自動車重量税が上がる場合がある。ハイブリッド車などは対象外のものもある
  • 15万km・20万kmでも考え方は同じ。値段がつかない場合も、廃車の手続きまで含めて相談できる

迷っている段階でも、金額がわかれば判断しやすくなります。売却全体の考え方は車を売るときの手続き・必要書類・査定の全体像にまとめています。

※制度に関する記載は2026年10月22日時点の情報です。

よくある質問

走行距離が10万kmを超えた車でも売れますか?

売れます。走行距離は査定で見る項目のひとつで、年式・車種・状態とあわせて評価します。10万kmを超えたことだけを理由に、値段がつかなくなるわけではありません。

10万kmを超える前に売ったほうがいいですか?

10万kmは中古車を探すときの目安として意識されやすく、同じ車でも10万kmの手前と超えた後では見られ方が変わることがあります。ただ、差の大きさは車種や状態によって違います。売るかどうか迷っているなら、10万kmに届く前に一度査定を受けておくと判断しやすくなります。

整備記録簿がないと査定額は下がりますか?

記録簿がないことだけで売れなくなることはありません。ただ、オイル交換や部品交換の記録が残っていると、お車の状態を確かめやすくなります。お手元にあれば、査定のときに車検証と一緒にお見せください。

20万kmを超えた車でも値段はつきますか?

車種や状態によります。値段がつく場合もあれば、つかない場合もあります。カルボ・モーター・カーズでは、買い取りが難しいお車についても、廃車の手続きの代行を含めてご相談に乗ります。詳しくは車を売るときの手続き・必要書類・査定の全体像で解説しています。

軽自動車で10万kmを超えていても売れますか?

売れます。軽自動車も、距離と一緒に年式や状態を見て金額をお伝えします。詳しくは軽自動車を売るで解説しています。

出典

※制度に関する記載は2026年10月27日時点の情報です。

関連記事

お車の情報をお送りいただければ、査定士が概算額をお返しします。営業のお電話はかけません。

LINEで無料査定をはじめる→
LINEで無料査定をはじめる