車の売却に必要な書類一覧|これだけ揃えば大丈夫【2026年版】
公開日 2026年8月21日最終更新 2026年8月28日カルボ・モーター・カーズ編集部
車を売ろうと思ったとき、意外と気になるのが「書類って、何を用意すればいいんだろう?」ということではないでしょうか。 車検証は車の中にあるはず。自賠責保険証明書もたぶん一緒に入っている。でも、印鑑証明は? 実印は? 納税証明書は必要? 実は、そこまで難しくありません。
普通車なら基本的に7点、軽自動車なら5点。
しかも、その多くはすでに車の中やご自宅にあるものです。
ただ、引っ越して住所が変わっていたり、結婚などで名字が変わっていたりすると、少しだけ必要な書類が増えることがあります。 ここでは、車を売るときに必要になる書類を、取得場所や費用、注意点まで含めて一つずつ紹介します。
「書類が見つからない」「住所が違っている」といった場合についても説明しますので、ご自身の状況と照らし合わせながら読んでみてください。
※制度に関する記載は2026年8月21日時点の情報です。
車を売るとき、何を用意すればいい?
まず、必要になるものを一覧にすると、このようになります。
| 書類 | 普通車 | 軽自動車 | 主な保管場所 |
|---|---|---|---|
| 車検証(自動車検査証) | ◯ | ◯ | 車内 |
| 自賠責保険証明書 | ◯ | ◯ | 車内(車検証と一緒が多い) |
| リサイクル券(預託証明書) | ◯ | ◯ | 車内または自宅 |
| 自動車税・軽自動車税の納税証明書 | ◯ | ◯ | 自宅(5月に届く納税通知書の一部) |
| 印鑑登録証明書 | ◯ | 不要 | 市区町村役場・コンビニ |
| 実印 | ◯ | 不要(認印で可) | 自宅 |
| 振込口座の情報 | ◯ | ◯ | — |
こうして見ると、それほど多くありません。
普通車と軽自動車で大きく違うのは、印鑑証明と実印が必要かどうかです。
普通車では印鑑証明と実印が必要ですが、軽自動車ではどちらも必要ありません。認印で手続きできます。
「自動車税の納税証明書は?」と思った方もいるかもしれません。
納税証明書については、少し補足が必要です。制度上は原則として不要になっているのですが、カルボ・モーター・カーズでは必須の書類としてお預かりしています。 理由は後ほど説明します。
まずは車検証を探してみる
車を売るとき、最初に確認したいのが**車検証(自動車検査証)**です。
車検証は、いわば車の身分証明書。売却手続きにも必要になる大切な書類です。
多くの場合、車のダッシュボードの中などに保管されています。
ここで少し注意したいのが、**「電子車検証」**です。普通車は2023年1月から、軽自動車は2024年1月から切り替わりました。それ以降に車検を受けた車は電子車検証になっています。
電子車検証は、これまでの車検証よりも小さいA6サイズのカードになっていて、ICタグが付いています。
そして、この電子車検証には大きな違いがあります。
所有者の氏名や住所が、券面には印刷されていません。
これらの情報はICタグに記録されているため、確認するには国土交通省の「車検証閲覧アプリ」を使うか、「自動車検査証記録事項」というA4の書面を確認します。
自動車検査証記録事項は、これまで車検の際に窓口で配布されていましたが、2026年1月から配布が縮小され、アプリからPDFで取得する方法が基本になっています。
手元にない場合は、車検証閲覧アプリから確認しておくと安心です。
なお、電子車検証はICタグが入っているため、折り曲げないようにしてください。
クリアケースなどに入れて、そのまま保管しておくのがおすすめです。
もし車検証そのものをなくしてしまっても、売却できなくなるわけではありません。
運輸支局で再交付できます。軽自動車の場合は、軽自動車検査協会で手続きをします。
自賠責保険証明書も、車検証と一緒にあることが多い
次に確認したいのが、自賠責保険証明書です。
自賠責保険はすべての車に加入が義務付けられている保険。その証明書も、車を売るときに必要になります。
車検のタイミングで更新されるため、車検証と一緒にダッシュボードなどへ保管されていることがほとんどです。
「見つからない」という場合も、慌てる必要はありません。
加入している保険会社に連絡すれば、再発行できます。
どこの保険会社に加入していたのか分からない場合は、車を購入した販売店や、車検を受けた整備工場に確認してみると、控えが残っていることがあります。
リサイクル券は、なくしていても大丈夫
**リサイクル券(預託証明書)**は、車を廃車にするときなどに必要となるリサイクル料金を、すでに支払っていることを証明する書類です。 新車を購入したときなどにリサイクル料金を支払っているため、ほとんどの車にあります。 ここで少し分かりにくいのが、売却したときのリサイクル料金の扱いです。 リサイクル料金はすでに支払っているお金なので、車を売却するときには、次の所有者へ引き継ぐ形で精算されます。
ただし、査定額への反映方法は買取店によって違います。
査定額に含めて提示するところもあれば、査定額とは別に精算するところもあります。
カルボ・モーター・カーズでは、リサイクル料金を査定額に含めてご提示しています。
「査定額とは別に、あとから○円戻ってくる」という形ではなく、ご提示した金額がそのままお受け取りいただく金額です。
なお、リサイクル券そのものをなくしてしまっても、預託状況はシステム上で確認できます。
そのため、リサイクル券が見つからないから車を売れない、ということはありません。
見つかれば一緒にお持ちいただく、くらいに考えておけば大丈夫です。
普通車なら、印鑑証明と実印を用意
ここからが、普通車と軽自動車で少し違ってくるところです。
普通車を売却する場合は、印鑑登録証明書(印鑑証明)と実印が必要になります。
印鑑登録証明書
普通車の名義変更(移転登録)に使用します。
有効期限は発行から3か月以内です。
ただ、実際の手続きを考えると、できれば売却を決めてから新しく取得することをおすすめします。
売却してから名義変更が完了するまでには、多少の日数がかかります。
発行からかなり時間が経った印鑑証明を使うと、手続きの途中で期限が近づいてしまうこともあります。
実際、当店でも発行日ぎりぎりの印鑑証明で手続きが止まったケースがあります。
取り直す手間を考えると、売却を決めたタイミングで新しいものを用意しておくほうが安心です。
取得できる場所は、主に次の3つです。
- 市区町村役場の窓口(300円前後)
- マイナンバーカードを使ったコンビニ交付(自治体により200円前後)
- 自動交付機(設置している自治体のみ)
マイナンバーカードをお持ちなら、コンビニ交付が便利です。
わざわざ役場へ行かなくても、近くのコンビニで取得できる場合があります。
そもそも印鑑登録をしていない場合は、先に役場で登録が必要です。
実印にする印鑑と本人確認書類を持参すれば、登録と印鑑証明の取得を同じ日にできる場合もあります。
実印
実印は、印鑑証明に登録している印鑑です。
普通車の売却では、譲渡証明書や委任状への押印に使用します。
ここで覚えておきたいのが、軽自動車の場合は実印が必要ないということ。
軽自動車は認印で手続きできます。
「普通車だから実印が必要なのか」と思うと少し面倒に感じますが、軽自動車ならこの部分はかなり簡単です。
売却代金を受け取るための口座情報
最後に、振込先となる口座の情報も必要です。
金融機関名、支店名、口座番号、口座名義が分かれば問題ありません。
通帳やキャッシュカードそのものを持ってくる必要がない場合もありますので、事前に買取店へ確認しておくと安心です。
納税証明書は必要?
ここは昔と少し変わったところです。
以前は、車を売るときに自動車税の納税証明書を用意するのが一般的でした。
現在は納付情報が電子化されたため、普通車は2015年から、軽自動車は2023年1月から、手続き上は原則として不要になっています。
ただし、カルボ・モーター・カーズでは納税証明書を必須の書類としており、ご契約の際にお預かりしています。
理由は、自動車税に未納がないかを確認するためです。未納があると、そのあとの手続きに影響することがあります。買い取ったお車は次のオーナーのもとへ渡っていきますので、そこをはっきりさせてからお引き渡しいただくようにしています。
なお、次のような場合は、電子化された今でも紙の証明書が必要になります。
- 自動車税を納付した直後(システムへの反映に時間がかかることがあります)
- 引っ越しで都道府県をまたいだ直後
- 自動車税に未納がある場合
手元にない場合
納税証明書は、5月ごろに届く納税通知書の一部になっていて、納付時に領収印が押されたものが手元に残る仕組みです。
ただ、口座振替やスマートフォン決済で納付した場合は、紙が残らないこともあります。
見当たらない場合でも、再発行できます。
- 普通車 … 都道府県の県税事務所・自動車税事務所
- 軽自動車 … お住まいの市区町村役場
査定の段階では、納税証明書は必要ありません。 ご契約までにご用意いただければ大丈夫です。見当たらないときは、再発行の方法をご案内しますのでお尋ねください。
すべての書類を自分で用意する必要はありません
ここで、一つ安心してほしいことがあります。
車を売るときに必要になる書類には、事前に自分で取得しておくものと、契約するときに買取店側が用意するものがあります。
事前に用意するもの
- 印鑑証明
- 住所変更などがある場合の住民票・戸籍謄本など
こうした書類は、役場やコンビニなどで取得します。
契約時に用意されるもの
普通車の場合は、
- 譲渡証明書
- 委任状
などがあります。
これらは名義変更に使う書類ですが、基本的には買取店側が用意します。
ご契約のときに内容を確認し、実印を押していただければ大丈夫です。
軽自動車の場合は、この2つの代わりに「申請依頼書」を使用します。
こちらは2021年から押印・署名が不要になっており、さらに手続きが簡単になっています。
実際の現場で意外と多いのが、押印のもれです。
「全部押したつもりだったけど、1か所だけ抜けていた」ということがあります。
もう一つ多いのが、実印と印鑑証明の印影が違うケース。
別のハンコを持ってきてしまうわけです。
当店の実感では、それぞれ10人に1人ほどの割合で起きています。
譲渡証明書や委任状は押す場所が複数あるため、1か所でも抜けていると名義変更の手続きが止まってしまいます。
カルボでは、ご契約時にその場で一緒に確認しながら進めます。
「どこに押せばいいのか分からない」という方も、そこは心配しなくて大丈夫です。
引っ越しや結婚で、車検証の内容が変わっていたら?
ここからは、少しだけイレギュラーなケースです。
車を買ったときから何年も経っていれば、住所や名字が変わっていることもありますよね。
実際、買取の現場で追加の書類が必要になるのは、こうしたケースがほとんどです。
引っ越して住所が変わっている
車検証に記載されている住所と、現在の住所が違う場合は、その住所のつながりを証明する書類が必要になります。
| 引っ越しの回数 | 必要な書類 |
|---|---|
| 1回 | 住民票の写し(前住所が記載されたもの) |
| 2回以上 | 住民票の除票、または戸籍の附票 |
住民票も、発行から3か月以内のものが有効です。
マイナンバーカードがあればコンビニで取得できる場合があります。
ただし、住民票の除票や戸籍の附票は、自治体によってコンビニ交付に対応していない場合があります。
「何回引っ越したか分からない」という場合も、まずはご相談ください。
結婚などで名字が変わっている
車検証の氏名と現在の氏名が違う場合は、戸籍謄本など、氏名が変わった経緯を確認できる書類が必要になります。
住所も同時に変わっている場合は、住所変更に必要な書類もあわせて用意します。
「結婚して名字が変わったけど、車検証は昔の名字のまま」というケースも、珍しいことではありません。
車検証の所有者が自分ではない
ここは少し注意が必要です。
車検証を手元に出したら、「所有者」欄を確認してみてください。
自分の名前になっているとは限りません。
-
家族の名前になっている
→ 所有者本人の書類(印鑑証明や実印を押した委任状など)が必要になります。 -
ディーラーやローン会社の名前になっている
→ ローンで購入した車では、完済するまで所有者がローン会社になっていることがあります。いわゆる「所有権留保」です。残債がある場合は、その整理も必要になります。 -
亡くなった方の名前になっている
→ 相続の手続きが必要になります。
特にローン会社やディーラー名義になっているケースは、「自分の車だから、自分の名義になっている」と思っている方が少なくありません。
車検証を見て初めて気づくこともあります。
とはいえ、こうした車でも状況に応じて売却手続きを進めることはできます。
「自分の場合はどうなるんだろう?」と思ったら、車検証を手元に用意して、まずはご相談ください。
書類は、査定のときから必要なの?
ここもよくある疑問です。
「車を売るなら印鑑証明が必要」と聞くと、査定を申し込む前から役所へ行っておかなければいけないように感じるかもしれません。
でも、そんなことはありません。
カルボ・モーター・カーズでは、実際の流れはこのようになります。
| 段階 | 必要なもの |
|---|---|
| LINEでのオンライン査定 | お名前・ご住所などの個人情報は不要です |
| 来店のご予約 | 予約時も個人情報は不要です |
| ご来店・見積書の作成 | お名前などの個人情報をいただきます |
| ご契約 | ご本人確認。必要書類の準備はここからでも間に合います |
| お車の引き渡し | 必要書類一式(契約日とは別日になるのが一般的です) |
つまり、「とりあえず車の金額を知りたい」という段階なら、書類の準備は何もいりません。
印鑑証明や住民票を先に取っておく必要もありません。
「売ろう」と決めてから準備すれば、基本的には間に合います。
ご契約となった場合は、住所変更の有無や所有者などを確認し、お客様の状況に合わせて必要な書類をご案内します。
「自分の場合、何が必要なのか分からない」という状態で来ていただいても大丈夫です。
書類が一度で揃わなくても、珍しいことではありません
ここまで読んで、「全部揃えないと車を売れないのかな」と思った方もいるかもしれません。
でも、実際にはそうでもありません。
当店の実感では、書類が一度で揃わず、「後日もう一度」という形になるお客様は15%ほどいます。
7人に1人くらいの割合ですから、決して珍しいことではありません。
住所が変わっている。
印鑑証明の期限が微妙。
リサイクル券が見つからない。
こうしたことは、車の買取現場では日常的にあります。
足りない書類は、後日郵送していただいたり、お車のお引き渡しのときにお持ちいただいたりすることもできます。
ですから、「書類が全部揃っていないから、査定を頼めない」なんてことはありません。
分からないものがあれば、そのままご相談ください。
車を売るために必要な書類を整理すると
最後に、もう一度整理しておきましょう。
- 必要書類は普通車7点・軽自動車5点。多くは車内と自宅にすでにある
- 軽自動車は印鑑証明・実印が不要で、認印で手続きできる
- 納税証明書は制度上は原則不要だが、カルボでは必須。ご契約時にお預かりしている
- リサイクル預託金の扱いは買取店によって異なる。カルボでは査定額に含めて提示
- 電子車検証(普通車は2023年1月、軽自動車は2024年1月から)は、車検証閲覧アプリや「自動車検査証記録事項」で内容を確認できる
- 住所や氏名が変わっていても、住民票や戸籍謄本などを追加すれば対応できる
- オンライン査定や来店予約の段階では、書類も個人情報も不要
- 書類は、車を売ると決めてから準備しても基本的には間に合う
車を売るとなると、査定額だけでなく、書類や名義変更など「なんだか面倒そう」と感じることもあると思います。
でも、実際にやってみると、必要なことはそれほど多くありません。
まずは車の金額を知るところからで大丈夫です。
書類のことは、売ることを決めてから一つずつ準備していけば問題ありません。
よくある質問
車を売るとき、印鑑証明は必要ですか?
普通車は発行から3か月以内の印鑑登録証明書が必要です。軽自動車は印鑑証明も実印も不要で、認印で売却できます。
納税証明書がなくても車を売れますか?
いいえ、カルボ・モーター・カーズでは必須の書類とさせていただいております。納付情報が電子化されたため、手続き上は普通車が2015年から、軽自動車が2023年1月から原則不要とされていますが、未納がないことを確認するため、ご契約時に必ずお預かりしています。お手元にない場合は、普通車は県税事務所、軽自動車は市区町村役場で再発行できます。
車検証をなくした場合はどうすればいいですか?
運輸支局(軽自動車は軽自動車検査協会)で再交付を受けられます。再交付後に売却手続きを進められます。
引っ越して車検証の住所が古いままでも売れますか?
売れます。引っ越し1回なら住民票の写し、2回以上なら住民票の除票または戸籍の附票を追加すれば手続きできます。
査定を受けるだけなら、書類は何が必要ですか?
お車と車検証だけで大丈夫です。オンライン査定や来店予約の段階では個人情報も不要です。印鑑証明などは契約時に必要になるものなので、売ると決めてから取得すれば間に合います。
関連記事
お車の情報をお送りいただければ、査定士が概算額をお返しします。営業のお電話はかけません。
LINEで無料査定をはじめる→