車検が切れた車を売る|引き取りと費用はどうなる

公開日 2026年9月22日カルボ・モーター・カーズ編集部監修:査定士O

車検が切れたまま置いてある車。「もう売れないのでは」「車検を通さないと引き取ってもらえないのでは」と思われるかもしれません。

車検が切れていても売却できます。 しかも、わざわざ車検を通してから売る必要はありません。

この記事では、車検切れの車を売るときの流れと、引き取りがどうなるのかをまとめました。

この記事でわかること

  • 車検切れでも売却できる理由
  • 車検を通してから売ると損になりやすい理由
  • 公道を走れない車を、どうやって引き取ってもらうのか
  • 必要な書類は普通の売却と変わらないこと
  • 置いたままにしておくと発生し続ける費用

車検が切れていても、車の価値が大きく下がるわけではありません

車検は「その車が保安基準を満たしているか」を確認する制度で、車そのものの価値を決めるものではありません。年式、走行距離、車種、状態——査定で見るのはそちらです。

車検が切れていることで査定額が大きく下がることは、基本的にありません。

ただし公道を走ることはできません。車検切れの車で公道を走ると、違反点数6点が加算され、6か月以下の拘禁刑または30万円以下の罰金の対象になります。免許停止処分にもなります。

自賠責保険も切れている場合は、これとは別に無保険運行にもあたり、1年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金の対象になります。

つまり問題は「売れるかどうか」ではなく、**「どうやってお店まで運ぶか」**です。

車検を通してから売ると、損になりやすい

「車検を通せば査定額が上がるのでは」と考える方もいらっしゃいます。

たしかに車検の残りが長い車は査定額が上がることがあります。ただ、車検には法定費用と整備費用がかかり、上がる分より車検費用のほうが大きくなることがほとんどです。

車検を通すかどうか迷ったら、先に査定を受けてください。 「車検を通した場合」と「通さない場合」の両方をお伝えできますので、そこで判断していただけます。

引き取りはどうなるのか

公道を走れない車を動かす方法は、大きく3つあります。

方法内容
仮ナンバー(臨時運行許可)市区町村の役所で申請し、自走する。1台につき1回ごと
回送運行許可(ディーラーナンバー)地方運輸局の許可を受けた事業者が、国から貸し出されたナンバーを付けて自走する
積載車・レッカー車を積んで運ぶ

カルボ・モーター・カーズの場合

カルボ・モーター・カーズは回送運行許可を取得しています。 いわゆるディーラーナンバー(赤枠ナンバー)で、自走できるお車であれば、これを付けて当店のスタッフが引き取りに伺います。

  • お客様が役所へ仮ナンバーを取りに行く必要はありません
  • 関東全域であれば、自走できるお車の引き取りに費用をご請求することはありません

関東全域の外にあるお車や、エンジンがかからないなど自走できないお車は、状態により別途ご相談ください。査定の際に、お車の状態と場所を伺ったうえでご案内します。

自賠責保険が切れていても大丈夫です

車検と自賠責保険の期間はほぼ同じなので、「自賠責も切れているのでは」と気にされる方がいらっしゃいます。

回送運行許可の場合、自賠責保険はナンバー側で加入しています。 お車ごとに加入する仕組みではないため、回送運行許可で引き取るときは、お客様のお車の自賠責が切れていても、追加の保険料はかかりません。

なお実務では、自賠責を車検満了日より1か月ほど長く取っている車が多く、車検切れの直後であれば自賠責は残っていることがほとんどです。

必要な書類は、普通の売却と変わりません

車検切れだからといって、書類が増えることはありません。

普通車なら車検証・自賠責保険証明書・リサイクル券・自動車税の納税証明書・印鑑登録証明書・実印・振込口座の情報の7点です。軽自動車なら印鑑証明と実印が不要で、認印で手続きできます。

納税証明書は、制度上は原則として不要になっていますが、カルボ・モーター・カーズでは必須の書類としてお預かりしています。詳しくは車の売却に必要な書類一覧にまとめています。軽自動車の場合は軽自動車を売るもあわせてご覧ください。

車検証は、有効期間が切れていても売却の手続きに必要な書類です。 期限が過ぎているからといって捨てないでください。

置いたままにしておくと、費用は発生し続けます

車検が切れた車を保有しているだけでは罰則はありません。ただし、費用はかかり続けます。

自動車税(軽自動車は軽自動車税)は毎年課税されます。 車検が切れていても、4月1日時点で車の登録が残っていれば、その年度の税金が課税されます。乗っていなくても同じです。売却と自動車税の関係は車を売ると自動車税は戻る?で説明しています。

駐車場代がかかっている場合は、その分も積み上がります。

そして車の価値は時間とともに下がります。動かしていない期間が長いほど、バッテリーやタイヤ、各部のゴム類が劣化していきます。バッテリーが上がって自走できなくなると、引き取りに積載車が必要になることもあります。

「そのうち考えよう」と置いておくと、待っている間に金額が下がり、税金は払い続けるという状態になります。査定だけでも早めに受けておかれることをおすすめします。査定からお引き渡しまでの進み方は車買取・売却の流れにまとめています。

まとめ

  • 車検が切れていても売却できる。 査定額が大きく下がることは基本的にない
  • 車検を通してから売る必要はない。 費用のほうが大きくなりやすい
  • 公道は走れないため、動かすには仮ナンバー・回送運行許可・積載車のいずれかが要る
  • カルボ・モーター・カーズは回送運行許可を取得しており、関東全域であれば、自走できるお車の引き取り費用はご請求しません。 自走できないお車などは、状態により別途ご相談ください
  • 必要書類は普通の売却と同じ。車検証は期限切れでも捨てないこと
  • 置いたままだと自動車税がかかり続け、車の価値も下がっていく

車検が切れていても、まずは金額をお伝えできます。車検証をご用意いただければ大丈夫です。売却全体の考え方は車を売るときの手続き・必要書類・査定の全体像にまとめています。

※制度に関する記載は2026年9月19日時点の情報です。

よくある質問

車検が切れていても車は売れますか?

売れます。車検は保安基準を満たしているかを確認する制度で、車そのものの価値を決めるものではありません。車検切れが理由で査定額が大きく下がることは、基本的にありません。

車検を通してから売ったほうが高く売れますか?

車検の残りが長い車は査定額が上がることがありますが、上がる分より車検費用のほうが大きくなることがほとんどです。迷われる場合は先に査定を受けて、通した場合と通さない場合の両方をご確認ください。

公道を走れない車は、どうやって引き取ってもらうのですか?

カルボ・モーター・カーズは回送運行許可(ディーラーナンバー)を取得しており、自走できるお車であれば、これを付けてスタッフが引き取りに伺います。関東全域であれば、引き取りの費用はご請求しません。関東全域の外にあるお車や、エンジンがかからないなど自走できないお車は、状態により別途ご相談ください。

自賠責保険も切れていますが、追加の費用がかかりますか?

回送運行許可で引き取る場合は、かかりません。回送運行許可では自賠責保険をナンバー側で加入しているため、お車ごとの加入は不要です。

車検切れだと必要書類は増えますか?

増えません。普通の売却と同じで、カルボ・モーター・カーズでは自動車税の納税証明書もお預かりしています。車検証は有効期間が切れていても手続きに必要な書類ですので、捨てずに保管してください。

車検が切れた車を置いたままにしていると、どうなりますか?

保有しているだけでは罰則はありませんが、4月1日時点で登録が残っていれば自動車税(軽自動車は軽自動車税)が課税されます。乗っていなくても同じです。車の価値も時間とともに下がっていきます。

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